資産運用の種類
- 金融商品(株式・投資信託・債券・外貨)
- 年金・保険
- 不動産投資
株式とは
しかし、購入時よりも株価が下落したタイミングで売却すると値下がり損を被ることになります。さらに、発行した企業が倒産すれば株式は無価値となり、投資元本が失われる危険性があります。
債券とは
投資信託とは
年金・保険とは
年金・保険には、主に年金保険、終身保険があります。
年金保険には、主に、契約時に将来受け取る年金額が決まっている定額年金保険と、運用実績に応じて将来受け取る年金額が変動する投資型年金保険があります。投資型年金保険は運用実績が良い場合に通常の運用商品のように一部を引き出したり、全額を解約して資金を回収したりすることもできます。
年金の受け取り方法は、一定期間にわたって年金を受け取るタイプや被保険者が生きている限り受け取れるタイプなど様々な選択肢があります。
終身保険とは死亡保障が一生涯続く保険で、被保険者に万一のことがあった場合に死亡保険金を受け取ることができる保険です。
保険は保険会社に運用を任せるための費用(保険料)を払うことで、最低保証を付けることができます。
他人資本で資産形成ができる
ローンというと、借金から連想されるネガティブなイメージでハイリスクな投資手法と思われがちですが、不動産投資は毎月安定した家賃収入が見込めるため、経済環境に大きく左右される金融商品やFXなどと異なり将来を計画した運用が可能です。
金融商品での資産運用との違い
一方でこれらは一定額の自己資金を投資し続ける必要があり、投資元本の比率は自己資金が100%となります。その点、不動産投資ではローンを活用することで実際の投資運用額に対して自己資金は少なくて済むため、不動産という実物資産と毎月の家賃収入を得ることができます。
自己資金で金融商品を買い、他人資本では不動産を保有し、資産形成を行っていただくのがよいと考えています。
投資の利回りの計算方法
利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があり、物件情報に記載されている利回りは、多くの場合表面利回りを指しています。
表面利回り=1年間の想定賃料収入÷物件購入価格×100
実質利回り=(1年間の想定賃料収入―経費)÷物件購入価格×100
物件の利回りは、立地や利便性によって変動します。一見、表面利回りが良く収益を上げそうな物件であっても、空室期間が長かったり、管理費や修繕積立金が高かったりする場合は、実質利回りは低くなるため注意が必要です。物件を選ぶときは、利回りだけでなく、立地の利便性や、物件の管理状態を考慮して選定することが重要です。
不動産投資は
ミドルリスク・ミドルリターン
預金など、低い金利で元本が保証される投資は「ローリスク・ローリターン」、仮想通貨やFXのような、一攫千金を狙える代わりに元本を失う可能性のある投資は「ハイリスク・ハイリターン」と言われます。
不動産投資は、「ミドルリスク・ミドルリターン」でバランスの良い投資として注目を集めています。株やFXなどはリスクが高く、価値がゼロになってしまう可能性もありますが、不動産は実物資産のため、売却時に価値がなくなることはほとんどありません。また、家賃が毎月の収入となるため、長期で見たときに安定したリターンを期待できるのです。
もちろん、不動産投資には空室や災害などのリスクがあります。しかし、不動産投資はリスクをコントロールしやすいことも特徴のひとつ。しっかりとした物件選定のもと、高い稼働率を保って長期に運用することができれば、リスクをおさえながら安定した利回りを狙うことも可能です。
他人資本で収益を得られる?
レバレッジ効果とは
レバレッジをかけない場合と、かけた場合では、投資効率は何倍にも異なります。銀行から借りたローンを、入居者に「家賃」というかたちで返済してもらうことができ、自己資金だけでは手に入れられない資産を築くことができます。これが不動産投資の大きな特徴であり、ローンを組める「信用力」のある方のみができる投資手法です。